こんにちは、てん天です。
20代から30代にかけての私は、まさに浪費家の典型でした。お金を使うことに何のためらいもなく、欲しいものがあればすぐに手に入れる生活を送っていました。新しいスマートフォンが発売されるたびに買い替え、パチスロで一晩中遊び、外食がほぼ毎日のような日々。振り返ってみると、まさに無計画な金銭感覚だったと言わざるを得ません。
浪費家時代:お金に無頓着だったあの頃
私は20代前半、初めての一人暮らしを始めました。当時は、自由に使えるお金が増えたことで、新しいものへの欲求が抑えられなくなりました。特にガジェットには目がなく、新しい携帯(ガラケーやスマートフォン)が発売されるたびに飛びついていました。使い勝手が少し良くなる程度のアップデートでも「これこそが必要だ」と自分に言い聞かせていたのです。
さらに、仕事終わりと週末の楽しみといえばパチスロでした。当時の先輩とともにパチンコ店に通い、分析が好きだった私は基本的には勝ってはいたものの、勝った分のお金は食欲や物欲へ変換し浪費してました。結局、気がつけばお財布は空っぽになっていることが多々ありました。
食生活もまた浪費の一因でした。自炊をする気になれず、ほぼ毎日外食。ファストフードやちょっとしたレストランでのディナーが習慣になっており、その結果、食費がかさみ家計を圧迫していました。
転機:将来の不安が節約家への道を開く
しかし、40代に差し掛かり、ある出来事が私の考え方を大きく変えるきっかけとなりました。それは、会社の先輩から「新NISAって知ってる?」という会話からでした。私は投資を嫌煙していましたが、なぜかその時はすんなり話を聞けたのです。理由は不明ですが、きっと「これをすれば儲かるよぉ」的な感じじゃなかったからだったからかなと(笑)。私は、それをきっかけに自分の将来についても深く考えるようになりました。「自分には老後資金を確保するだけの資産はあるのか!?」と考え始めたのです。
そこから私は、自分の浪費癖を見直すことにしました。まず、毎月の支出を洗い出し、無駄な出費がどれだけ多いかを把握しました。新しいガジェットへの衝動買いをやめ、パチスロからも距離を置くようにしました(これは20代後半にはやめてましたが)。さらに、外食の頻度を減らし、できる限り自炊をすることで食費を抑える努力を始めました。
節約家へと変わった今
今では、毎月の支出をきちんと管理し、少しずつ貯金も増やすことができています。お金を使う際には、まずそれが本当に必要かどうかをよく考えるようになりました。衝動的な買い物を避けることで、余計な支出が減り、将来への不安も少しずつ和らいでいます。
振り返ってみると、浪費家だった頃の自分が信じられないほどですが、その経験があったからこそ今の自分があるのだと感じています。これからも節約を続けながら、賢くお金を使う方法を学び、将来の安心を築いていきたいと思います。今でも衝動買いをすることはあるため、「私は節約家です!」と言い切ることは難しいですが、少しずつ節約家マインドを取り入れていきます。また、今までの過程やこれからの動向もみなさまに共有できたら良いなと思ってます♪